人々の身体と関係がありやわらかくしなやかな彫刻、人々のふるまいが空間に影響を与え人々の関係性を変える彫刻、そして境界面の曖昧な空間彫刻として、teamLabBall (2009- )からのシリーズである。
Ovoidは人に押されたり、波で揺れると、強く輝き音色を響かせ、自ら立ち上がる。近隣のOvoidは次々に呼応し、輝き、音色を奏でて連続していく。
作品空間は、そこにいる人々のふるまいや環境の影響を受けながらインタラクティブに変容し、人々を作品の一部にしていく。それにより、作品と人々、自分と他者が、境界なく連続していく。
Ovoidは「固形化された光の色」と名付けられた新しい概念の色、32色で変化していく。